電気を蓄える蓄電技術の急速発展に伴い、給電についてもワイヤレス技術へのニーズが高まっています。
電気自動車分野をはじめ、ロボット、ドローン、家電、医療機器など様々な分野でSQLW四角断面リッツ線の特性を活かすことが可能です。
従来の丸型リッツ線と比較すると、ムダな隙間を省き、撚り線充填率を20%程度増加させることが可能です。
また、抵抗値も約10%～20%程度低くすることができ、断面積を大きくとれるため放熱性が向上し、より多くの電流を流すことも可能となります。
今回Φ3.0～Φ7.0サイズの開発に成功し、今までの丸形リッツ線と同外寸で、巻数を増やすこともできるので、今後更にニーズが高まるワイヤレスの急速充電への適用や、同等性能を保ちながら小型化にも貢献出来ることとなります。